額に対しての考え方

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名脇役としての額縁

「額縁とは単なる作品の付属に終わらない、可能性に満ちた存在なのではないでしょうか。」

その作品にぴったりあった額縁を選ぶことで、作品の持つ世界感や魅力はますます際立ち、深みを増すことさえできるのです。ヤマモトは「額は、中身(作品)の魅力を引き出すための名脇役であるべき」という思いのもと、お客さまの大切な作品を“いかに”包み込むかを考え、つくり続けています。さらに、古典技法による古き良き質感を大切にしながらも、飾られる空間や手にする人々、つまり現代(いま)との調和を大切にしたオリジナルな額縁づくりを追求しています。

そのような考えのもと、ヤマモトの額縁として、当店独自のレディメイド(既製品)としての額縁と、その作品のためだけに一からつくり上げるオーダーメイドとしての額縁を提供しております。どちらも作品に寄り添い、そして共に在ることを大切に、自社工房で一点一点丁寧に、本物志向で製作しています。

これからもヤマモトは、お客さまの大切な作品と額縁との至福の出会いを目指し、挑戦し続けたいと考えています。

山本 雅二 ガクブチのヤマモト代表取締役
< 山本 雅二 >

ガクブチのヤマモトの歴史

ヤマモトは、1905年(明治38)に初代・山本末太郎により創業されました。当初は、ここ、寺町三条の地で都写真館の屋号(のちに山本写真館)で営みながら、その傍らで額縁の販売業も創めました。その後、美術学校を出た二代目・山本次郎は、その絵心を生かして絵を描き、額縁と合わせて販売しておりました。当時は作品を重視し、額縁は仕入れでまかなう小売店でした。

三代目・山本嘉一は、早くから継ぐ決意のもと美術大学で学び、絵心を持ちつつも額縁に専念する業態をとり、美術家、画商業、絵描作家などプロの方々との仕事が増えるにしたがって、仕入れ額での限界を感じ、オリジナルの額作りを拡大していくこととなります。

1978年(昭和53)には額縁製造のための工房を開設。木地から作り上げ、お客様の作品を入れてお渡しするという、ヤマモトでの一貫製額縁販売スタイルを創り上げました。そのかたわらで本物志向の額縁づくりを研究し、古来ヨーロッパの古典技法を独自で学んで開発していきます。1995年(平成7)には別店舗(西店)を設けヤマモトオリジナル額縁のオーダーを受け始めました。

四代目・山本雅二は、美術大学卒業後、他社の額縁製作工房で職人業を学んだ後に先代・山本嘉一の額作りを学び、古典と新しい額作りの融合とその可能性、そしてこれまで培ってきたノウハウを生かし、額縁屋として皆様のお役に立つ方法を日々考え続けています。

ガクブチのヤマモトでは、製造工房・東店舗(メーカー既成品+セミオーダー)・西店舗(フルオーダー+嘉一工房)・ギャラリー(貸し)を生かし、独自の一貫したスタイルを提供しております。

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